院内紹介|リプロダクションセンター|新百合ヶ丘総合病院

不妊治療を行っていく上で私たちスタッフの悩みのひとつは、ある程度のストレスを患者さんに与えてしまうことが避けられないことです。例えば頻回の通院であったり、検査や治療に伴う精神的・身体的苦痛、薬剤を使うことに対する不安感、病院特有の緊張した雰囲気などです。私たちスタッフが真心を持って、わかりやすい丁寧な説明をさせていただくことは当然ですが、それと同時に不妊治療を行う環境もまた、ストレスを感じずに治療を受けていただくために極めて重要であると考えております。

その考えに基づき、当院リプロダクションセンターは他部門の喧騒と切り離された6階専用フロアに開設されております。外来との往来には専用直通エレベーターが設けられており、院内でのアクセスも良好です。お気軽にテレビや雑誌を見ながらお待ちいただけ、吹き抜けからの光が届く待合室や、プライバシーを重視した完全個室の回復室、広い作りの診察室など、患者さんのお気持ちを少しでも和らげることを第一に考えた造りになっております。また胚培養室は手術室レベルの高度の清潔度のもとで、現時点で最高と考えられる配偶子・胚操作/培養システムを構築しております。普段は患者さんが目にすることはない立入禁止区域となっておりますが、整然と並んだ機器は最高の効率を発揮するように配置されております。

どうぞ院内の各施設と、リプロダクションセンター内部をご覧ください。私たちが不妊治療にかける思いと覚悟を、少しでもお伝えすることができれば幸いです。

  • 待合ロビー
  • リプロダクションセンター受付
  • コンビニ・カフェ
  • 2階レストラン
  • 6階待合室
  • 採卵室・採卵前後の待機・回復室
  • 採卵室(酸素・吸引・麻酔を行えます)
  • 各種安全対策が施された胚培養室