看護師コラム
「睡眠と女性ホルモンの関係」|リプロダクションセンター不妊症看護認定看護師 板井 芳美
掲載日:2025年8月19日
こんにちは。看護師の板井です。
みなさん、治療をしていると「規則正しい生活を」と耳にすることがあると思います。真っ先に思いつくのは「睡眠」ではないでしょうか。
-
時々患者さんから、普段の生活で気をつけることは?とご質問をうけますが、お話をきいていると仕事や家事などで睡眠時間が短かったり寝る時間もバラバラな方がいらっしゃいます。
いわゆる女性ホルモンを分泌するのは卵巣ですが、そこに指示をだすのは脳にある視床下部や下垂体からでるホルモンです。22時〜2時ごろは深い睡眠とホルモン分泌に適した時間といわれています。現代の生活では難しいかもしれませんが、日付が変わる前には寝て毎日固定した睡眠時間をとれるといいですね。
成長ホルモンが夜間分泌されることは知られていますが、成人した女性にも肌や髪の修復に関係してくるんですよ。睡眠とホルモン分泌って深い関係ですね。