自己注射について|不妊治療について

不妊治療 自己注射について

当院では不妊治療にかかわる注射は、ご来院いただく負担を極力減らすためご自分で行うことができるよう指導させていただいています。(以降、自己注射といいます)自己注射を行うことは医療行為になるため、必ず看護師の指導が必要となります。自己注射へのご理解があり、注射指導に合格され、注射・針・薬の管理ができると判断した方に自己注射を実施していただきます。

自己注射指導について

自己注射指導は一部の曜日を除く平日の14時から完全予約制で行っています。 複数の指導の方がいる場合は集団で行うことがあります。自己手技に自信がない方や看護師からもう一度受けるよう指示された方は2回目以降も指導を受けることができます
※別途税金がかかることをご了承ください。

看護師の注射を希望される場合

様々な理由で看護師の注射を希望される場合、自己注射を選択する必要はありません。
夜間22時注射の指示がある場合もご来院いただいています。この場合、駅からのバスが終わっているためお車の来院かタクシーをお薦めします。夜道ですので気をつけてお越しください。

自己注射方法

自己注射について、動画で分かりやすく説明しております。

自己注射についてのご注意点

特に以下についてご理解をお願い致します。

  1. 注射は正しい手順、量で行っても、感染や内出血、神経損傷などをおこすことがあります。
  2. 薬剤の副作用は誰が行っても起こる可能性があります。初回使用する場合、異常があれば外来にお知らせください。(注射部位が赤くなる、かゆい、全身または一部に発疹がでる、息苦しい、唇や眼などの粘膜が腫れるなど)
  3. 注射をうつときの恐怖心や痛みから、血圧が急に下がり気を失ってしまうことがまれにあります。横になって休むことで自然に回復しますが、この場合薬剤自体の問題ではないため自己注射を中止します。

注射用薬剤をうけとったあとのお願い

  1. 自己注射でお渡しする薬剤はそれぞれの方に処方されているため返品はできません。正しく保管をお願いします。
  2. 注射の準備で破損してしまった場合は追加の処方(自費)になります。
  3. 自己注射後の注射器、針、薬剤の空き容器は医療廃棄物になりますので来院の都度看護師に返却してください。