リプロダクションセンターのご紹介
当院リプロダクションセンターは、不妊治療の2本柱である内視鏡手術(腹腔鏡/子宮鏡/卵管鏡)と生殖補助技術(体外受精/顕微授精)の両方を、内視鏡技術認定医および生殖医療専門医のもとで行うことができる、日本でも数少ない生殖医療専門施設となっております。
不妊治療は自費診療が占める割合が多く、受診するクリニックによって治療方針が全く異なる場合も少なくありません。具体的には、一般不妊治療で十分妊娠が見込める方に体外受精が行われていたり、治療前に手術が必要と考えらえる方に漫然と人工授精や体外受精が繰り返されていたりと、さまざまな事例を認めます。
当院では患者さんの限られた時間を無駄にすることなく効率良く治療を行うことを第一とし、すべての治療の選択肢を揃えて、各々の成功率・リスク・時間・費用などを総合的にお話しして公平性を保った上で方針を決め、良好な信頼関係を築きながらご妊娠までの道のりを共に歩んでいきたいと考えております。
当院リプロダクションセンターの強み
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Point1
年間約1,500件の腹腔鏡手術実績
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Point2
体外受精・顕微授精での良好な妊娠成績を維持
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Point3
スムーズな他科との医療連携
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Point4
休日夜間の救急対応
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Point5
妊娠後から分娩までフォローアップ
当院リプロダクションセンターは、現在日本一の症例数を誇る年間約1,500件の腹腔鏡手術、約300件の子宮鏡手術に支えられています。不妊でご来院される患者さんは何らかの器質的問題(卵巣嚢腫や子宮筋腫、子宮内膜症、子宮内膜ポリープ、卵管閉塞など)を抱えている方が少なくありません。まず正確な診断を行い、外科的介入が必要となれば迅速な対応をとれるのが当院の大きな強みです。
高度生殖医療である体外受精/顕微授精については厳格に品質管理された胚培養室を運営しており、移植あたりの臨床妊娠率は日本の平均体外受精成績を常に5~10%上回る良好な妊娠成績を維持しています。
総合病院での不妊治療の利点として他科との連携の容易さ、休日夜間の救急対応が可能であることが挙げられますが、何より妊娠後も分娩までフォローアップが可能であることが当院の最大の強みです。
多くの不妊クリニックは妊娠までの極めて短い期間しか対応ができませんが、赤ちゃんを抱いてお帰りいただくまで診ることが不妊治療を行う責任と考えています。産科健診・出産そして小児科での対応まで一貫した管理ができますので、患者さんには大きな安心感を得ていただけると思います。
当院は下記認定施設です
- 生殖医療専門医認定研修施設
- 日本超音波医学会専門医研修施設
- 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定研修施設
- 日本婦人科腫瘍専門医指定修練施設
インフォメーション
- 2024.09.282024年10月11月「体外受精セミナー」開催のお知らせ
- 2023.01.11秋元 諭培養室長の学術大会発表が優秀演題賞を受賞しました
- 2022.12.13【動画のご案内】「当院における不妊治療~胚培養士の立場から~」
- 2022.03.15不妊治療の保険適用について
- 2019.03.29コラム「不妊治療について」掲載のお知らせ
院内カフェ・レストランのご紹介
診察帰りに、ふらりと立ち寄れるカフェ・レストランです